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2010.03.14

本当の職業

今日多分初めてIDFへいらした方。

「今回はどういう展示なのですか?」
「IDFが8周年を迎えますので、取扱い作家の作品を一同に展示しております。」
「作家ということはここに展示している人は皆絵だけで食べているんですね?」
・・・絵だけで食べている若手作家が日本に何人いることかご存じでしょうか???
といいたいところでしたが(-_-X)
「若い作家達なのでまだみんなバイトをしたりしながらですね。」と私。

何だか上からの物言いに多少ムッとしてしまいましたが、
先日知人と食事をしているときにでた「木を植えた男」の話を思い出しました。

このお話はドキュメンタリーを求められた執筆の際、
木を植えた男の話はノンフィクションではない、と
出版社から原稿が差し戻しとなったため、
著者は著作権を放棄し誰もが自由に掲載してもいいという形をとり、
たちまち評判となり世界中に知れ渡ることとなるのですが、
実際にこのお話は作者自身や作者の父自身もモチーフとしていて、
完全なるノンフィクションではないものの、
作者の父も仕事を持ちながら実際に木を植えていた。
そしてこの作者も執筆業という仕事をしながら
たくさんの木を植えていた。

周りから見たら、著者は執筆業で生計をたてているため、
「作家業」が彼の仕事、と見られるけれども、
本人自身は自分の本職は「木を植える人」だと考えて
ドキュメンタリーとしたのでは、、、という解釈。

その話を聞きながら、絵描き達も一緒だ、と。
他人から判断された職業ではなく、自分が画家だと思っていれば
それでいいのだと、何だか妙にシンプルに納得。
周りを気にせず貫いてもらいたいと思います。

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