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2011.02.21

new artists preview! 展 - このみ愛子・紹介

さて、四人目の出品作家紹介はこのみ愛子さん。

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染織をベースとしたオリジナル技法によって、独自の絵画的表現を追求しています。
染料定着前の先染めの布を水によって溶かしこみ、
滲みや染みの中に、残像やシルエットや、
そこにいた誰かの気配のようなものを浮かび上がらせたいと考えています。
一枚の布やそこに広がった滲みには、時間や記憶が潜んでいるように感じます。
誰でもあって誰でもない何かの影は、私がどこかに置いてきた
懐かしくて愛しいものの記憶の断片です。(このみ愛子) 
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Water4
Loreley (water #4) 120.0×88cm 綿糸. 染料 2009


彼女の作品とは東京でのあるグループ展で出会いました。
描かれている、というより浮かび上がっている人物が妙に印象に残り、
後に彼女から他の作品も見せていただくことになります。

Afterimage2
afterimage #2 46.5×35.5cm 綿糸. 染料 2010

染色という工芸のジャンルからもっと自由な表現を求めていた彼女。
内に秘めている何かを表現したいと思っているような気がしました。

糸を自ら染め、織り、染料を滲ませて描く彼女の表現は
思いどうりにならない不自由さを感じ、それが彼女の表現したい
何かと通じるところではないか、と興味を持ち、
作品を見てゆきたい、と感じました。

プラスしてゆくのではなく、マイナスしてゆくのでもない、
あるモノから描き出す、そんな彼女の作品を是非ご覧頂きたいと思います。

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